▍チームについて
QA buildチームは、2022年10月に新しく設立されたチームです。ビットキーのプロダクトやサービスに対してシステムテストレベル(または受け入れテストレベル)を中心に品質を担保し、新しい価値を高品質で継続的にお客様へ届けることをミッションとしています。
また、チームメンバーにはプロダクトと価値のことを第一に考えて頂きたく、高い独立性と客観的で偏りのない評価を行っていただくためにチームは現在、CEO/VPoEの直下にチームを置いております。現場の開発チームとは組織的に分断しているため、開発と検証がそれぞれ明確な役割を持っていることが特徴的です。
”build”と表現されている通り、ビットキーのプロダクトにおける品質とは何かを考え、組織や体制、プロセスを新規に構築していく、まさに立ち上げ期にあるチームです。
▍チーム構成
マネージャー含め、20代〜30代のメンバーが7名所属しているチームです。業務委託メンバーを合わせるとQA全体で30名〜40名規模になります。キャリア的なバックグラウンドとして、第三者検証出身と自社開発出身が入れ混じっており、業界も多種多様です。それぞれが長所を活かして活躍しております。
▍チーム設立の背景
ビットキーではスマートロックや顔認証、位置情報などフィジカルな環境で動作するプロダクトが数多くあります。それらと連動する形で管理画面や予約システム、デジタルキーなどデジタルな要素も複雑に絡み合っています。また、フィジカルとデジタルを融合させたプロダクト/ソリューションとして、連続性や一貫性のあるユーザー体験を提供するのはもちろん、カギという特性に鑑みたセキュリティやスケーラビリティについて、社会インフラを担うレベルの品質が求められます。
それらを総合的にテストする難易度は高く、それに取り組むためにはアセットを資産として積み重ねていく必要があります。同時に、品質やテストに関する自社での技術力・ノウハウを高め、プロダクト・ビジネスに還元させていくため、QA buildが立ち上がりました。
▍チームの活動
現在、チームとして以下の3点に取り組んでおり、本求人では③を想定しています。
①テスト活動及び現行プロセスの課題抽出
システムテストレベルのテスト担当者として業務委託と協力しつつ、開発工程に参画しテスト計画からテスト完了までの一連のテスト活動をキャッチアップしながら課題の洗い出しを行うこと。同時にアセットマネジメント体制と不具合分析体制の構築を検討すること。
②テスト自動化の検討及び導入
システムテストレベルにおける自動化ツールの選定とそれを既存のテスト活動にどのように取り入れるかの構想を検討すること。併せてチームメンバー全員がノーコード/ローコードでテストを自動化できるようにするための体制構築を検討すること。
③テストプロセスの策定と改善
テスト活動プロセスの各工程を詳細に定義することに取り組み、テスト対象となるプロダクトの特性に合わせたアプローチの策定と推進、併せて現場で洗い出した課題も含めたPDCAサイクルの構築を行うこと。また、リードテストエンジニアとして、上記①を実行・推進することも想定しています。
▍技術スタック
▼テスト活動で用いているツールは、以下の通りです。
プロジェクト管理ツール:JIRA
コミュニケーションツール:Slack
ドキュメンテーションツール:Notion、GoogleWorkSpace
テスト自動化ツール: 選定中
▼開発チームが使用している技術スタックは、以下の通りです。
Platform: Google Cloud / Firebase / 一部IoTやデータ連携でAWSを利用
CI: GitHub Actions / Bitrise
言語・フレームワーク: Typescript / React / next.js / Express / ReactNative / Kotlin / Swift / eslint / swiftlint / ktlint / jest / XCTest / jUnit / fastlane / …
▍このチームで経験できること・得られるもの
・スタートアップにおいて新規に部門を立ち上げ、仕組みを作り上げる経験
・プロダクトの価値や品質をゼロベースで考え、自分たちの基準を自分たちで作る経験
・経営陣やビジネスサイドも含めた各部門責任者との議論と、意思決定への関与
・多種多様な発生事象、ステークホルダーとの関係性を踏まえてPDCAを回す経験
【変更の範囲】会社の定める業務全般